好きな「なにか」について
2023.03.31
日々のこと/土屋小春
3人の好きな「なにか」について、Instagramに投稿していたものをブログにもまとめてみました。
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私が「かわいい」と感じる形について。
ちょっとマニアックな話になってしまうかもしれません・・。
なにを「かわいい」と感じるかは、人それぞれありますが。
私は、なだらかな・滑らかな・すべすべした・ぬるっとした曲線をもつ形が好きです。見た目がかわいい、というか、形自体がかわいいものに惹かれます。思わず手で触りたくなってしまうような曲線。
事務所に置いているフィギュアの中にもそんな形があったので、紹介します。
1つ目は、今村のデスクに置いている文鳥のライトです。黄色いボディに、まあるい滑らかなフォルムが、たまらなくかわいいです。頬がぷっくりしているところも良いです。どこをとっても魅力的な曲線ばかりです。。
2つ目と3つ目は、ガチャガチャでゲットした、トリ×フルーツのフィギュアです。特に、緑色の洋梨×鳥がお気に入りです。ぼてっとまあるいお腹のラインはとても魅力的です。降ろした腕の曲線も、尻尾に続くおしりの曲線も、とってもかわいい部分です。
普通に見るとなんてことない形でも、近くに寄って細部を見てみると、好きな部分や魅力的に見える部分があります。
そんなかわいくて、魅力的な部分にフォーカスして写真を撮ってみました。かわいい部分を撮ったはずなのに、クールな写真になった気がします!それはそれで、好きな写真になりました。
土屋小春
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今村の「格好いい」と思う形について書きたいと思います。
芸術やデザインの歴史、いろいろな思想や哲学はさておき、僕は直線という形(?)が好きです。より正確には直線的な構成が好きです。
その嗜好もあってか、構成主義やモダニズムの造形は生唾ものです。リシツキーやロトチェンコのドローイング、ミース・ファン・デル・ローエの建築などもうそれはそれは最高です。
直線にフォーカスをした、その時に立ち上がってくるトガりや緊張感、強い存在感が孤高の姿のようで、何ていうか中2的な格好よさを感じている、のだと思います。
Aiを使っていると時には6400%まで画面を拡大することがありますが、可視化のために面積を持った線は拡大すると長方形のように振舞っています。線とは一体…。
そんなミステリアスで孤高の直線をもっと沢山発見すべく、これからも直線を探したり描いたり作ったりしたいと思っているのでした。ちなみにそんなアカウントがこちらです。@wataru_imamura
来たれ同志。友達になってください。
写真では直線を引く道具で直線を作りました。
影も直線的に伸びていくところが素敵ですね。
今村航
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さて、土屋、今村に続いて最後は僕が好きな「仕上げ」をご紹介します。
ずばりそれはキラキラした箔押しです。
商品のパッケージなどで、ロゴの部分がゴールドやシルバーでキラキラしているのを見たことありますよね?
あれですあれ。
箔押しに使われる箔には沢山種類があり、例えばゴールドと言っても、赤っぽいものから青っぽいもの、ツヤがあったりマットだったり、沢山の種類の中から僕たちはベストだと思うものを探します。
そんな箔の中に「ホログラム」とよばれるものがあるのですが、これが一番大好きな箔です。動かすと光の加減で虹色に変化するんですが、コレがなんともたまらないんです。
二度と同じ表情は見れないところに惹かれるんでしょうか。
ちなみに僕たちの名刺の裏にはゴールド×ホログラムの箔で仕上げたカブトムシやクワガタが付いてますので、名刺交換の際には是非動かして変化を楽しんでください。
僕の名刺には、オオクワガタをモチーフにしたデザインが、村田金箔さんのHK015という箔で描かれております。
箔押し仕上げはコストがかかるので簡単に使えませんが、ここ一番!というところでは是非とも使っていただきたい仕上げです。
余談ですが、、、
今朝、先日名刺交換した方と再会した際に「志波さんの会社ってカブトムシ育てて販売してるんですか?名刺の裏にカブトムシが付いてたので、、、」と言われました。
すかさず「いやいや、クワガタですよ!」とだけ一言お伝えしておきました。
志波大輔