手書きのロゴとイラスト
2023.07.14
デザイン・ブランディング/土屋小春
こんばんは、土屋です。
2023年もいろんなお仕事をいただいき、心を込めて製作中ですが、みなさまにお見せできるまでもう少し時間がかかりそうなので、過去のお仕事の中から、わたしも思い入れのあるものについて少し。
「堺に恋して」というギフトショップのロゴとイラストです!こちらもたくさんのスケッチと、たくさんの細かい調整をして、ようやく完成した仕事です。
ロゴタイプは、まずは何個も何個も「堺に恋して」と紙に書き連ね、その中から形が良いものををピックアップします。(実際に、点線で囲ったものを採用。)「恋」という文字は、2種類の手書き文字から形をとりました。選んだものを、PCでなぞるだけでは手書きっぽさが出ないのですが、線の太さ、筆致、トメはねハライを細かく調整し検証することで、手書きの良さを活かしたロゴができました!
イラストは、ショップカードやギフトのラッピング用紙に使われています。まずは写真などをいろいろと見て自分で書いて形を考え、その中からより良い形を選び、データにしています。絵が上手なわけではないので、羽の形や足の形、花びらの形や葉と花の位置などをよく見て、それらしく見える形を探して書き起こすのが大変でした。
でも、ロゴと組み合わせた時、「わあ、できた~」と嬉しい気持ちになりました。大変だったからこそ、最後に納得する形で出来上がっとき、お客様にも喜んでいただけたときは嬉しさも一入です・・。
プロセスを見なければ、さくっとできそうなものって多いと思います。デザインもそうです。ひらめきやセンスだけでは補えない、無数の努力や作業や熱やこだわりが、デザイナーが生み出すものには詰まっていることを、少しでも多くの方に知っていただきたくて、今日はスケッチを紹介しました。
あと、パソコンで作業してるだけじゃないんです!っていう姿も見せたくて!以前今村の投稿でも描いていましたが、結構アナログだったりします。
来月くらいには、いよいよ今年のお仕事も紹介していけると思うので、ぜひお楽しみに。
パワーアップしていきますよ~。