オリンピックとデザイン
2024.07.26
書籍・映画/今村航
こんにちは、今村です。
一部競技では既にスタートしていますが、もうすぐパリオリンピックが開幕しますね。
開会式は日本時間では27日(土)2:30~です。興味があるのできっちり録画予約をして、眠りたいと思います。
事務所の本棚には「オリンピックデザイン全史」という本があります。
前回の東京大会(東京大会は一部の収録)までのデザインを網羅したパワフルな本!著者はマルクス・オスターヴァルダーというスイスのグラフィックデザイナーで、オリンピック歴史家、コレクターという胸熱な肩書き。
デザインに加え当時の写真など、図版がたんまりで、資料としてだけでなく見るだけでも楽しい贅沢2冊セットです。
19世紀後半から始まるモダンデザインの流れ、そして1950年代に発展したスイススタイル。
64年東京、68年メキシコ、72年ミュンヘンオリンピックのデザインを眺めていると、いわゆるモダンデザインの、ある種の集大成を見ているようで静かな興奮を覚えます。
今回の石畳をモチーフにしたパターンや、独特なピクトグラムはどんな風に使用されるんでしょうか!楽しみです。
ところでわたくし、特にスポーツはしないのですが、こうした大会になるとしっかりミーハーになります。
個人的注目競技は男子体操種目別「吊り輪」です。
ギリシャのエレフテリオス・ペトロウニアス選手を筆頭に十字懸垂の美しさは必見です。
8/4 22:00~です!絶対見てください!