ブックデザインの習作
2024.08.30
デザイン・ブランディング/今村航
こんにちは。
今村です。
今日は人間失格を使ったブックデザインの習作について。
こちらは2021年に行なった弊社の展示のために作ったものです。
実際には大いに難しいですが、破れたカバーから本体が覗き見えるというデザイン。
こんなのが本があったら良いのに、などと考えて作ったのだと記憶しています。
ブックデザインにもチャレンジしたいですね!本大好き。
ところで「人間失格」を読んだことはあるでしょうか。
学生時代に教師から必読の一冊として紹介され、恐ろしいほどの感情移入の上、我が事のような気持ちで読んだ記憶があります。
「恥の多い生涯を送って来ました。」から始まり「もはや、自分は、完全に、人間で無くなりました。」と締めくくられていく語りは退廃的で鬱屈とした面があるものの、ある意味、美の側面を見るようで、今でもたまに読みたくなってしまう本です。
青空文庫でも読めます。
ぜひ!