26年越しのメッセージ
2024.10.15
日々のこと/志波大輔
こんにちは、志波です。
私ごとですが、先日引っ越ししまして、お家が新しくなりました。
娘も生まれて手狭だったのですが、余白ある空間で過ごせるのは幸せですね。
さて、そんな最中、アルバムを開くという引っ越しあるあるを実行したわけですが、そこで嬉しい出会いがありました。それは小学校6年時の先生が、生徒ひとりひとりの個性を表現してくれたメッセージでした。
日々の行動をよく見てくれてないと書けないようなメッセージばかりで、とても驚きました。先生は僕のことを「人が嫌がることも自分から進んでやった志波」と書いてくれていたんです。
これからの人生を賭けて、どんな生き方をしようか?自分のアイデンティティは何なのか?ちょうどそんなことを考えていたタイミングだったのですが、この言葉が心のモヤを取り払ってくれました。
人生を振り返ると、ずっとそんな生き方をしてきたよなぁとストンと腑に落ちたんです。ちょっと逃げてた時期もありますが、学級委員とかキャプテンとか、何かの代表とか、みんなが嫌がることを引き受けてきた人生でした。
自分で言うと偽善のように聞こえますが、先生が言うならきっと本当なんだろうと、自分自身を強く肯定できたことがすごく大きいです。自分の本質が正しく言語化されたとき、こんなにも気持ちが良いんだと感動しました。
日頃のデザインやブランディングの仕事も、本質を探し出して、言語化・可視化していく作業です。お客さんにもこの気持ちよさを体感していただけるよう、改めて精一杯仕事に取り組もうと誓いました。誰かのめんどくさいな〜、嫌だな〜と思うことを率先してできるような存在であり続けます。
26年越しのメッセージに感謝です!