タイとデザイン(2)
2025.03.27
デザイン・ブランディング/志波大輔
こんにちは、志波です。
今回はタイ(バンコク)の今の建築とかデザインを見て感じたことをお伝えします。
韓国もそうでしたが、すごく現代的なエリアからちょっと外れたらすぐに旧市街地が現れる新旧混在した街でした。
建築も挑戦的なものが多く見受けられ、その中でも人気スポットのひとつ、マハナコンタワーはすごいデザインです。
そしてスカイウォークと呼ばれる最上階に設けられた、ガラス張りの張り出した床には絶句、、、
腰が抜けそうで、寝転がってる人はすごいなと、諦めました。

日本だったら安全性の観点から、ガチガチに落下防止されてそうなもんですが、360°ぐるりとバンコクを一望できるルーフトップに驚愕です。
FALL(フォール)という鉄塔の上に取り残される映画がありますが、あれの主人公になったかのような恐怖感は初めての感覚です。地に足をつけたときの安心感たるや、、!

ところ変わってバンコクのチャイナタウン近くには古い街並みをリノベーションして、オシャレなカフェやアートスポットに生まれ変わったゾーンがあります。個人的には、こういう古いものをうまく生かして行く手法はすごくエネルギーを感じるので大好きです。
堺にもこんなエリアを作りたいなと思いながら街ブラしました。

デザインで面白かったのは色の使い方。日本だとタクシーと言えば黒ですが、ピンクやブルーなどとてもビビッドなのが印象的でした。僧侶の袈裟も派手なオレンジですしね。たまたま通りかかった学校も、紫とグリーンのエヴァンゲリオンのような色使いにビックリです。陽気で明るい国民性が色にも現れているのではないでしょうか。巨大デジタルサイネージもバンバン街中にあって、日本よりも進んだ印象です。それからスーパーで見つけたお米のパッケージデザインも日本のシズルとは大きく違ってびっくりです。青とシルバーのアテンションが洗剤のようなパッケージに見えて美味しくなさそうに感じました笑

さて、最後にご紹介したいのがアイコンサイアムという巨大商業施設。
平たく言うとイオンとかアリオみたいな複合施設なんですが、規模がケタ違いです。
1階はタイの屋台を再現した巨大フードコート、天井高も2~3階分は吹き抜けた贅沢な使い方。入ってすぐにすごい賑わいを感じられます。最上階は屋上庭園のような広々した空間に飲食店が並び、タイ最大級のスタバもリッチな空間です。写真じゃ1/10も伝わらないのが残念ですが、是非実際に足を運んでみて欲しいです。

日本もこれぐらいのパワーないと、ますます衰退するなぁと感じたタイ旅行でした。ちなみに僕の一番お気に入りのお土産は、とっても可愛いオレンジのゾウがついたバッグです。頻繁に待って出かけてるので、見かけたら「可愛いね」と言ってやってください!