韓国の残り香

2025.04.04

デザイン・ブランディング/土屋小春

こんにちは、土屋です。
通勤途中に、今日が入学式であろう家族をたくさん見かけました。あたたかくなって嬉しい季節になりました。

志波がタイの話をしたので、わたしは韓国の話を。
昨年10月末にみんなで行った韓国研修。いくつかのフレグランスショップを周り、ショップカードやムエットをもらってきました。全部まとめてジップロックに入れていたら、5ヶ月経ったのにまだまだ香りが残っていました。香りってすごい。

持ち帰った全てではありませんが、いいなと思うものをいくつか。

[NONFICTION]
香りによってムエットのデザインも違いました。文字や線の部分は、少し凹んでいて触るとそれがよく分かります。そもそものデータなのか、インクの滲みなのか、このじゃみじゃみとした感じが、かっこいいなと思います。
紙は、白い方はアラベールっぽい質感で、黒い方は黒気包紙かと思ったらそれよりも真っ黒で驚きました。(マジ黒)(キュリアスのブラックが一番近い黒さ)
わたしたちが行ったのは新沙にある店舗でした。お店もとってもきれいだった・・。

[DEAR DRACENA]
わたしたちが行ったのは聖水にある店舗。フレグランスではなく、ヘア&ボディケアブランドです。ショップカードの、このもりっとしたエンボスがぐっときます。
自然由来の成分を使用したブランドということもあって、紙は結構ぼこぼことして、色は少し生成りのナチュラルな感じ。マーメイドっぽい紙です。

[SW19]
上が丸いムエット。瓶に貼ってあるラベルと同じ形をしています。これもエンボス加工。
普通なら紙の形に沿ってぐるりと文字が入っていそうなところ、SW19は内側に入り込むように文字がぐるりと入っています。そんなところが個人的には好き。なんでこういうふうなんだろう。紙は結構白さのある紙です。
お店は、カロスキルにありました。

[Maison Margiela]
新沙洞にあるフレグランスのフラッグシップショップ。真っ白でした。
ムエットは、(untitled)と空押し?されたもの。今回の中で一番白さのある紙です。真っ白。(青白い白さ)ラグジュアリーブランドらしい都会的なイメージでしょうか。手触りもさらっとしています。潔さがかっこいい。

他にもKINFOLKの大きなムエットとか、LADORの写真とか、HOTEL DAWSONのお店のかっこよさとか、新沙のTAMBURINSにいた馬とか、紹介したいものいろいろありますが、写真が載りきらなかったので今回はここまで。

私自身香水にあまり馴染みがなく、細長い紙というイメージしかなかったので、ショップカードのようなムエットは驚きました。日本では他にどんなムエットがあるのか、今度見てみようと思います。

最後の写真は、似た紙がないか探している様子です。韓国の紙かもしれないので、同じものはないかもしれませんが、こういうの楽しいですよね。