THE PAPER PLAYING
THE PAPER PLAYING

THE PAPER PLAYING

平和紙業ペーパーボイスギャラリーにおける自主企画の展示会。THE PAPER PLAYING (=紙であそぶ、 楽しむ)というタイトルのもと、紙の持つ特性を切り口とした作品を展示しました。空間では「折る・切る・曲げる・切り取る・織る・描く・組む・濡らす・透かす・重ねる・束ねる・押す・象る・破る」という18のテーマを設定し、それぞれに展示台を設け会場レイアウトを行いました。

紙が持つ真っさらな創造性から着想した白い空間は、壁面を4000枚のA5用紙で装飾。室内を流れる空気によって波打つ真っ白な紙の壁面、紙同士が擦れることで聞こえる微かな音など、インスタレーションのように全身で紙を体験できる展示空間としました。展示物に触れること、撮影の自由などに加えて、あえて空間をフラットに扱うことで、来場者が自由に行き来し360°から展示物を眺められるように計画を行いました。
また展示台のベースにはダンボールのロールを使用し、資材としての紙にも焦点を当てています。

なお展示会終了後、壁面の紙は全て回収・製本し、ノートとして再利用しています。

Client.自主制作
Art Direction.MERRY BEETLE
Graphic Design.MERRY BEETLE
Interior Design.MERRY BEETLE
Photography.山田洋佑
Movie.木内孝哉(kiera)
Special Thanks.平和紙業株式会社 / AMMODE / 株式会社バンタン / 新日本印刷株式会社 / 大光紙工株式会社

2021.06