それぞれの韓国_1
2024.11.01
デザイン・ブランディング日々のこと/今村航
こんばんは、今村です。
先週に土屋が投稿していましたように、今日はわたくしの韓国レポートを。
私たちが石丸さん達に案内いただいた主なエリアは、ソウルでもデザイン性の高い、ソンス(聖水洞)とシンサ(新沙洞)という街です。(画像の最後にフワ〜っとしたマップも載せておきます)
ソンスはもともと工業地帯ということもあり、古いファクトリーなどをリノベーションしたショップが特徴的です。適切な形容か分かりませんが、スキーマの「半建築」のような、個人的にグっとくるデザイン。シンサはソンスに比べて少し落ち着きのある、やや大人っぽいお店づくりが多い印象を持ちました。
いずれも魅力的なショップが多数並ぶエリアでしたが、いずれも単に商品を売る場所ではなく、強力に世界観を伝えることや、物質的では無い体験を提供するために店舗を構えている、というのが一番の感想です。もちろんコンセプトありきではあると思いますが、意匠にも猛烈なエネルギーが注がれていて、かなり隅々までデザインが施されています。
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韓国最大手の化粧品メーカー、アモーレパシフィックのフラッグシップストア。
一般的な化粧品イメージとは離れたグランジ感がありつつも、内装はクリーンな感じ。(ソンス)
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ヘアケアブランド。プールサイド的なリゾート感のあるデザイン。(ソンス)
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ADERERRORというファッションブランド。(凄かった!)
ショップでありながらアートギャラリー的。デザイナーの匿名性が高く、ファッション・建築・インテリア・金融など複数のメンバーから構成され、非常に注目を集めているそう。(ソンス・シンサ共に店舗あり)
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なんだかカッコよかったポスター
色々とハードルもありますが、日本でもそんなお店作りにチャレンジしてみたいな、などと想像しながら、とても刺激的な街歩きでした。
末筆ながら、、、石丸さん、高田さん、ありがとうございました。
ちなみに、やっぱりご飯が美味しくて僕は毎日MAXまで食べました。
ご飯もサイコーの街です。